6月 22

顔が見える支援

 

東北の被災地のために何か支援したいけど、被災地に親戚や知人がいるわけでもなく

何がベストか迷っている、、、という方には「顔が見える支援」がお勧めです。

遠く離れた場所からの支援として手っ取り早いのは、

取りあえず郵便局に行って赤十字に募金。ですが、

この義援金、一体いつ、どんな形でどこにに届くのかわからないし

つい足踏みしてまう・・・という方も多いのでは?

(岩手県のJR大船渡駅→)

私がこの「顔が見える支援」を知ったのは、

関西でトップクラスのナレーター畑中ふうさんのお声かけのお蔭です。

ふうさんは、去年のブログ(2010年10/7,10/12,11/21,11/28,12/12

を見ていただくとすぐにおわかりですが、パッと見、恐そうというか怪しいというか・・・

(あ、大先輩に対してスミマセン^_^;)キャラが濃いというか、そんな感じですが

実は、めちゃ人情深く、熱く、リーダシップがあるおもろい方です。

 

かなりお忙しいはずなのに、この大阪からの「顔の見える支援」のリーダー

として、積極的に活動されています。

ふうさんのブログの一つ「大阪SAMURAIナレーターズ」でも詳しく

語られています→ http://blog.livedoor.jp/haafuu/

で、ふうさんを中心とした大阪の仲間達が支援しているのが・・・

岩手県遠野市打越 岳(うちこし がく)さんという歯医者さん。

(写真:一番右の個性的な人がふうさん、その隣が打越さん。

打越さんより許可を頂き転載させていただいてます)

自宅避難者​や仮設住宅入居者への​公的支援が打ち切られ​、働き口もなく困っておられる個人の方がまだまだ山ほどおられる中、

大船渡市・陸前高田市​・釜石市・大槌町・山​田町・宮古市の自宅​避難者に必要な物資を運ぶなどの支援をされていま​す。

その物資は、日本全国から打越さんのところへ集められたものです。


(↑岩手県閉伊郡山田町織笠地区の孤立化した集落。打越さんと彼に賛同する多くのボランティアにより物資が運ばれています)

 

「必要な物を必要なタイミングで必要としている人に!」

これが、「顔が見える支援」の一番の利点ではないでしょうか。

季節の移り変わりが激しい日本、ついこの間まで寒かった東北も、今度は蒸し暑い夏に向けての対策が急務です。

現地で必要とされる物は、刻々と変わっていきます。

そのための画期的なシステムが「amazon」のWish List(欲しいものリスト)です。

http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3O2CC648GGOLV

ここをチェックすれば、「本当に必要なものとその数」が一目瞭然!

送ったものが無駄になることはなく、確実に役立ててもらえるんです。

アメリカでは、結婚式や出産祝いの定番だったWish Listが、まさかこんな形で活躍するとは〜!(○_○)

しかも、商品によっては、まとめて発送されたり、出品者が運搬費を負担する場合もあり、かなり効率的で実用的。

 

さらに、打越さんは孤立した被災地を訪ねながら、

ニュースでは知らされないリアルな現状を発信し続けておられます。

ここに掲載させていただいた写真は全て

打越さんのFace Bookにアップされていたものを

ご許可いただき、転載させていただきました。

※今回は、私自信が現地取材したものではありません。

(岩手県上閉伊郡大槌町赤浜で ガレキ処理すらあまり進んでいない中、

←立ちつくす打越さん。心の叫びが聞こえてきそうな写真です)

 

打越さんは震災直後から個人で支援活動を行なわれてきましたが、この度、継続的な 三陸支援のために

任意団体「プロジェクトNext」を設立されまし た。(社団法人へ移行手続き中)

打越さんに共感される方は、是非、以下へアクセスしてみて下さい。

 

○プロジェクトNext(随時更新)

http://www.project-next.com

○Facebookアカウント(打越 岳)
http://www.facebook.com/profile.php?id=100000526840806

今回、転載させていただいた写真はごく一部ですが、打越さんのFBでは、他にも被災地の写真が沢山アップされています。

 

支援の形は様々ありますので、自分に一番合ったものを見つけると、無理なく継続的な支援ができると思います。

小さな支援も集まれば大きな支援になることを信じて。

 

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