Pottery Studio・陶芸教室
このブログでお馴染みのアラフォーアメリカ人・ルームメイトLisaは、かなりの日本通ニューヨーカー。
仕事で大阪に行ったこともあり、お好み焼きが大好物というNYの Okonomiyaki Queen(お好み焼き女王)なのですが、
実は趣味は陶芸(英語では”Pottery”と言って結構ポピュラーです)。陶芸歴8年のキャリア。
少し前から彼女が通っているのが NY Pottery Studio(ニューヨーク陶芸教室)
5 West 30th St(5th Ave とBroadwayの間)3rd Floor
入口のインターフォンを押して3Fへ。
日本語で対応してもらえますから安心です。
15年前オープンしたこちらのスタジオ。
広々としたスペースでゆったりと作陶できます。
ビギナーからプロまで、さらに色々な国籍の方が
来られるのがNYらしいです。
Lisaの場合は、習いに行ってると言うより作品を創りに行っているという感じ。
日本人もびっくりなお手並みを拝見です
まずは「clay/粘土」を捏ねるところから。今日は茶色の粘土です。
普段は冗談ばかり言ってる彼女ですが、
ロクロを回し始めるとちょっといつもと違う表情に!
しかもこの手つき
しなやか〜
さすが8年の
キャリアだけに
手慣れたものです。
右足でペダルを踏むとロクロが廻る仕組みになっていて
みるみるうちに形が整っていきます。
次に特殊な道具で縦縞の模様をつけていきます。
慎重に底の部分を平らに切り取り
かわいい「ochoko/おちょこ」ができました。
おちょこを3つ
あっという間に作り
続いて「 bowl/お椀」です。
少し乾かしてから、焼く前に丸みをつけるんだそうです。さらに・・・
デザインにアクセントをつけるために「spiral/渦巻き」をつけた彼女。
この教室に5年通っておられる日本人のMakikoさんによると
「お茶」に使うお茶碗の底には「茶だまり」という浅い窪みをつけるので
「正解」なんだとか。
そうなんですね〜勉強になります!
NYに来てから陶芸を始めたというMakikoさんも「hand-building」で
素敵なお皿をお作っておられました ↑
乾かした後、900℃で 約9時間素焼きし、
さらに「glaze/釉薬」などを塗って
1200℃で 9時間ほど本焼きをします。
完成までの道のりは長いですね〜
前に「kiln/窯」で素焼きした作品たちが出てきました。
オーナーの西森まこさんが一つ一つ大切に取り出して下さいます。
Lisaのコーヒーカップも出てきました〜!
カメラを向けると、色々とポージングをしてくれます^^
とてもフレンドリーでひょうきんな彼女。
教室の日本人の皆さんともすぐに仲良くなり
そこでつけられたニックネームは ” Funny potter “(おもろい陶芸家)
ファンタジー小説&映画、魔法使い少年
「Harry Potter」(ハリー・ポッター)のもじりです
随分長編になってしまいましたが、次回の” Funny potter ”もお楽しみに!
5月 23rd, 2009 at 02:29
現在、陶芸もののお仕事の話が続いていて興味深々です!ところで、ユダヤ人にとって陶芸は花嫁修行の一つだなんて話を聞いたのですが本当でしょうか?今度機会があったら聞いてみてください。
5月 23rd, 2009 at 11:27
unaさん
それはそれは偶然です。
ルームメイトのお気に入りは、志野焼だそうで、どちらかというとモダンなデザインより
ナチュラルで渋いのが好きみたいです。
外見とのギャップがあっておもしろいです^^
花嫁修業ですか?!知りませんでした。。。