Hershey’s/ハーシーズ
観光客で溢れかえるTimes Square (タイムズ・スクエア)の一角に
ど派手な建物があります。
この辺りは、大阪の道頓堀(※)に負けず劣らずケバケバしい看板が
乱立しているのですが
そんな中でも結構な存在感を放っているのがこちら↓
Hershey’s Times Square (ハーシーズ タイムズ・スクエア)
48th Street and Broadway
アメリカで最もポピュラーな(?)チョコレート ブランド
ハーシーズのフラッグシップ・ストアです。
入口のドアを開けるといきなりチョコの香りが体当たり!
どちらかというと子どもが好きそうな、かなり甘〜い香り。
始まりは1894年。当時キャンディ製造業者だったペンシルベニア州の
ミルトン・ハーシーさんがキャラメルコーティング用にとチョコレート作りを
スタートしたことからだそうです。
そして、ハーシーズを代表する銀色のHershey’s Kisses(キスチョコ)は
1907年に誕生しました。
(店内の大きなオブジェ、上のネジネジ部分がくるくると回っています) →
板チョコやチョコシロップなどの定番商品以外にも
ここでしか売っていない”Hershey’s Times Square” のロゴ入りチョコ、Tシャツ、
キャップ、自由の女神版マスコット、キーホルダーなどかわいいグッズが色々。
お店の奥の方には、こんなチョコレートマシーンも↓
お店の人が操作すると、ガラガラと音を立てながら上からチョコレートが滑ってきて・・・
下で待ち構えているバケツに入っていく仕組み。
オリジナルの詰め合わせを作ってくれるマシーンのようです。
楽しそうな音が聞こえると、「なになに〜?」
と大人も子どももついついのぞき込んでしまいます
かつては贅沢品だったチョコレートを大量生産によって
一般の人たちにもお手ごろな値段で買えるようにしたハーシーズ。
そんなサービス精神が、100年以上たった現在でも人気が衰えない秘密、
なのかもしれません。
お店の外に出ると、外灯もキスチョコの形をしていて
思わず笑顔になってしまいます^^
甘いチョコレートを口に含むと、幸せな気分になりますが
デパートや専門店の高級チョコとはひと味違う
身近なハッピーを発見できるかも〜 ♪
※大阪の道頓堀:
「ミナミ」と呼ばれる大阪市中央区の「食いだおれ大阪」を象徴する観光スポット(道頓堀という運河沿い)
かに道楽の動く看板やグリコのネオンサイン(かつては「くいだおれ人形」も)、行列の出来るたこ焼き屋台などがあり
よくテレビやVシネマ(金融系)の撮影ポイントにもなっている。