3月 6

Funny potter 3

元ルームメイトのLisaは、アメリカ人なのに陶芸好き(&ネコ好き)

私が日本へ帰る時、彼女の作品の中から何でも好きな物を持って行っていいわ!!

と言ってくれたので、欲しい物は色々あったのですがあんまり欲張っても、荷物のオーバーチャージが増えるだけっ!
と厳選したのがこれら ↓↓

ブルーの色合いが気に入って、同じテイストのBowl(茶碗)とCup、それとまたまたブルー系のネックレス ♪ 二つとゴールドっぽいネックレス。

彼女はこのゴールド系(下手)を「Tenmoku(天目)
と呼んでいました。
写真では地味な茶系ですが実際はもうちょっとラメ感があって

実際に身につけると、もっと良い感じ^^)


我々素人からすると天目と言えば「天目茶碗」が思い浮かびますが
多分、天目釉(黒い釉薬)を指しているのでしょう。
それにしても、よく勉強していると関心します。


彼女が一番好きなのは、Shino(志野焼)らしいので、
日本へ来たら、是非、岐阜の窯元巡りに連れて行こうと思っています。

そんなリサの陶芸サイト↓↓ :-D

http://www.uncommonearth.com/

3月 1

In OSAKA

随分と長らく、更新をサボってしまいました・・・(^_^;)

と言いますのも
楽しい「なんちゃってニューヨーカー」な生活から→古巣に戻り「大阪人」になっておりまして

タイトルとマッチしたネタが無いなぁ、、、と思うと更新する気力もなくなり、ほったらかしていたのですが

その辺は、ラテンな大阪人ですので、細かいことは気にせず続けようかと思い直しました!

関西の「イケメン」を探しつつ、たまに温存してある「NYネタ」も登場しますので、

引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたしま〜す :lol:

10月 12

チェコの建築家

NYでお友達になったギョーカイの先輩・Mariさんのお宅に遊びにいきました。

(ブログをさぼっていたので、結構、前のことですが・・・;)

アパートメントではなくtownhouse(タウンハウス)にお住まいだと聞いて、ワクワク〜

 

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 ←お庭から見た建物ですが、4階建てで、窓が大きくてオシャレ〜

 

 それもそのはず。

 ご主人(ニューヨーカー)の父上様が有名な建築家で、

 かなり昔(数十年前)にこの建物をリノベーションされたそうなのです。

 

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Jan Hird Pokornyさんとおっしゃるチェコ出身の建築家。

ご本人の作品集 ↓ にもこちらの家が載っているんですよ〜!

 

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↑ダンディで優しそうな紳士です 。

自分の家が出版物に載っているなんて、あり得ないっす。

当時はかなりモダンだったと思われます。

 

今のお部屋の様子↓

 

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 シックで大人のムードが漂っていて

 歴史を重ねた感があって

 なんつうか落ち着きます。

 

 

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 ←ここで、ゆったりとチェスを楽しんでおられたのでしょうか

 NYでは、公園でよくおじいちゃん達がラフ〜にチェスをしていますが
 (日本で言うと囲碁・将棋みたいな感覚で)

 やっぱり、日本人の目から見ると、こうゆう大人な空間に似合いますね〜

 

 大きな窓から優しい陽の光が差し込んで、

 このリビングにいるだけで有閑マダムな気分が味わえます♪

 この空間にはまっているKaoruさんとMariさん↓ img_4038

 

Jan さんは、70年ほど前、チェコからNYに移民され

preservationist(建物の保存・修復をする専門家)として

活躍されました。

 

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 かのColumbia University(コロンビア大学)の建築学科で

 60年以上も教鞭をとっておられたそうです。

 昨年、93歳で亡くなった時には、New York Times でも報じられました。

 

 ←部屋に飾ってあったJanさんの肖像画

 息子さん=Mariさんのご主人がお描きになったものです。

 息子さんはアーティストなんですね〜

 ス・テ・キ

 

 

 

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 ご自宅には沢山の書物が残っていて、よーく眺めると中には日本語も。

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しかも「桂離宮」!ということは京都!

外国の建築家の目にはどう映ったんでしょう?

日本には、2回ほど行かれたそうです。

 

こういう時、関西人(都合によって「大阪人」と使い分ける^^;)

は妙に嬉しいのでありました  :-D

9月 10

Fire Fighter

 

2週間分の洗濯を終え(ためすぎ・・・;)ランドリーから帰る途中、交通事故を発見したことがあります。

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 事故車のボンネットを開けて中をのぞき込んでいるのは、

 警官ではなく fire fighter(消防士)さんたち。

 NYの消防士さんはアイリッシュ系の白人が多くて

 イケメン率も高いんですよ〜

 セクシーなオフィシャルカレンダーなんかも売ってたりして

 人気のほどが伺えます。

 

 しかし、火災も起きていない小さな事故なのに随分沢山の消防士が集まっていて

 地域密着な感じが「暴れん坊将軍」に出てくる「め組」()を連想させました。発想が、かなりおばちゃん。。。(^_^;)

 

New York City Fire Department または Fire Department of New York City(省略してFDNY)= ニューヨーク市消防局。

ニューヨーク市の5つの行政区()をカバーするこの消防署、世界最大規模の消防組織だそうで

上記のような小さな交通事故から超高層ビルの火災、様々な災害での救助活動など彼らの活動範囲はかなり広いようです。

 

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 街角の消防署の外に

 消防士さん達の写真が飾られている時があります ↓

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 何かに表彰された優秀な人達?と思ってLisaにきいてみると・・・

 実はこの消防士さん達、

 「9.11」同時多発テロで犠牲になった人たちなんだそうです。

 

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2001年9月11日

ニューヨーク周辺の小さな消防署から大勢の消防士さんが

World Trade Center(世界貿易センタービル)に駆けつけました。

 

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 月日が経つと辛い過去は記憶から薄れてしまうものですが、

 街角の消防署の前を通ってこの写真がふと目に入る度、

 ニューヨーカーは彼らの勇気を想い出すのでしょう。

 

 

 ◆◆◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆

 NYの社会問題に取り組むNPO、NY de Volunteer(NYdV)では

 毎年、マンハッタンのハドソン川沿いで

 『911犠牲者追悼式典「灯ろう流し」』を行っています。

 

 

 

※暴れん坊将軍の「め組」:松平健主演の時代劇シリーズ「暴れん坊将軍」で徳川吉宗が居候する江戸の町火消。頭は北島三郎。

5つの行政区:「five boroughs」

Manhattan(マンハッタン)、Brooklyn(ブルックリン)、Queens(クイーンズ)、Bronx(ブロンクス)、

 Staten Island(スタテンアイランド)の5つの行政区のこと。語学学校の授業でもNYCの時事が話題になるとよく耳にします。

8月 28

Vespa

 

アラフォールームメイトがお気に入り、Upper East のかわいいイタリアンです。

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 Vespa(ベスパ) 1625 2nd Ave.(between 84th & 85th)

 

 その名の通り、お店の前には、映画やドラマでお馴染み

 イタリアのスクーター”ベスパ“が飾られています ↓ わかりやすい^^

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イタリアものってなんでかオシャレ〜なんですよね。(思いこみ?)

ベスパとはイタリア語で「スズメバチ」を意味するそうですが、「カタツムリ」に見えてしまうのは私だけ?  ↑↑ 

 

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 ニューヨーカーが大好きな、道路沿いの席もいいですが

 お店の下手から奥へ入って行くと中庭があるので、そちらがお薦め。

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マンハッタンのビルの谷間ですが、暗い店内よりは開放感があって

気持ちいいです ♪

実際はこの写真より、広々としてますよ〜  →

家族連れで来ている人も多くて、カジュアルな感じ。

 

 

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 チーズフリークな私たちが選んだ前菜は・・・

 Beets & Goat Cheese  

 blood orange, shaved fennel  $10.

 ビーツと山羊のチーズのサラダなんですが、なんとビーツが2種類

 赤いのはよく食べますが、黄色は初めてです。

桃みたいに見えますけどビーツなんです。

日本では馴染みのない野菜ですが、Lisaにとっては「おふくろの味」らしく、昔よくお母さんが料理に使ってたけど

子どもの頃は嫌いだったとしんみり語っていました。

正直、味の違いはソースもかかっていてよく分かりませんでしたが、見た目がきれいで食べるのが楽しくなりますね〜☆

 

Lamb Chops  img_4071 cannellini beans, demiglace $24.

メインは久々にラムチョップ。

日本ではどうしても「牛・豚・鶏」が多くなりがちなので

海外のレストランではそれ以外の肉を選んでしまいます^^

cannellini beans(カネリニ豆・白いんげん豆)も

肉の旨みをすって美味しかったです♪

肉のボリュームはもちろん、野菜たっぷりなところが嬉しいですよね〜

 

 

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 パスタのチョイスはLisaにお任せ

 Orecchiette 

 sweet sausage, spicy tomatoes  $17.

 耳たぶ型がかわいいオレキエッテにけってー

(初心者なダジャレですみません ^_^;)

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Lisaもご満悦の美味しさ (*^_^*) 

結構なボリュームなので二人でシェアしてちょうど良い感じ

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 値段もマンハッタンにしては良心的なので、

 友だちとおしゃべりを楽しみながら

 食事するにはぴったりなイタリアンです!

 

 しかし、このお店、Midnightまで開いてるんですが、

 真上の部屋の人たちは、毎晩うるさくないのかねえ

 といらん心配をしてしまいました・・・(^^ゞ

8月 17

Ab Fab /アブ・ファブ

 

Ab Fabはルームメイトと私の間でブームになっている言葉。

Absolutely Fabulous(アブソルートリー・ファビュラス)の略です。

Fabulousは形容詞で「とてもすばらしい」

Absolutelyは副詞で、「まったく」とか「本当に」

合体すると、「めっちゃすばらしい!!」

フツーに誉め言葉として使うこともありますが、イギリスのTVドラマにこの「Absolutely Fabulous」

というタイトルのいわゆるsituation comedy(シチュエーションコメディー)があり、

Lisaはこれが大のお気に入りらしく、アホなアラフォー二人(私とLisa)がこの言葉を使う時は

お互いこのドラマ風に「Absolutely Fabulous」を言いあって大笑いします。

Absolutely Fabulous」のそれぞれの単語の頭文字 AFに異常にアクセントを置いて

くねくねしながら色っぽく大げさに発音するのがポイント。最後に「darling(ダーリン)」とつける場合も。

 

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 驚いたのは、語学学校のDorothea先生の授業でこの言葉が

 出てきて、上記のように発音したら先生に大ウケしたこと。

 先生はドラマのことを知っていたみたいです (^_^)b

←笑いの分かるDorothea先生(下手の女性)

 まさにアメリカのドラマの登場人物のように

 オーバーリアクションで色々な例文を教えてくれる

 

 

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 でもウケたのは先生だけで他のクラスメイトは

 誰も知らなかったようです。残念・・・

←クラスメイトの皆さん(一部)。
 この日は持ち寄りパーティでした。
 いつも食べ物があるわけではありません^^

 

 

※「Absolutely Fabulous」:英BBCのコメディドラマ。舞台はロンドン。派手な熟女二人が主役。

 

※situation comedy:sitcom(シットコム)とも略される

登場人物やシチュエーションが固定された連続もののコメディーのこと。

主にアメリカのテレビ-ドラマ-シリーズをさす。観客の笑い声が入っている場合も多い。

昔、「奥様は魔女」とか「アーノルド坊やは人気者」とかおもしろくてよく観てました。

8月 5

NY de Volunteer

 

随分と報告が遅れてしまいましたが・・・

 

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 NY市のAfter School Program(アフタースクールプログラム)として

 子どもたちに日本文化を紹介するボランティア活動

 NY de Volunteer EJC(Explore Japanese Culture)

 Washington Heights (ワシントンハイツ)での活動も

 最終回(一カ所でのこのプログラムは全部で8回) 

 

何度も通ったこのセンターともお別れかと思うと少し寂しくなってしまいます。 

 

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 子どもたちにこれまでの想い出を大きな模造紙に書いてもらうと・・・

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 印象深かったこととしてお寿司や茶道、和太鼓のことなどを絵に描いたり

 さらに自分たちの名前をカタカナで書けるのには驚きです!

 

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 将来は、日本食のシェフ、お相撲さん、忍者になりたい〜

 なんてかわいいことを書いてくれる男の子も!

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 ゲストスピーカーのMarcマーク)さんが日本で撮影したビデオを

 子どもたちに見せてくれました。

 マークさんは、JETプログラム

The Japan Exchange and Teaching Programme  )に参加し

 岐阜県の中学校で2年間、英語の講師をされていたんだそうです。

 

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翻訳会社にお勤めで日本語もバッチシ ♪ しかもイケメンっっ → → → →

 

子どもたちに靴を脱がせて、「どこの国で作られている?」と質問すると

みんな「stinky(臭い〜)」と大騒ぎしながら、

色々な国の名前をあげていきます。

身近な日常で外国に触れていることを実感してもらえるGood ideaですよね

 

それにしても、大人数の子どもたちが一斉に靴を脱ぐとほんまに臭いです。。。 

 

 

 

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様々な色の折り紙を折って自分の名前を書いたピースを

ボランティアスタッフがつなぎ合わせ、こんなぼんぼり飾りに↓

 

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 色の違いは人種の違いも表しています。

 短冊にはRespect differences! 

 世の中には自分たちの知らない世界や文化があって

 自分とは違う人たちを尊重して一つになりましょう!

 というメッセージが込められています。

 

 素敵な言葉ですね ♪ 

 

 

 

 

最後にNYdV代表の日野 紀子さんから子どもたち一人一人にcertification(修了証書)が手渡されました。

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 毎回ボランティアの人たちが入れ替わっても、

 途絶えることなくこの活動を地道に続けてこられたNorikoさんは

「私たちは沢山の種を蒔きました。これからその種がすくすくと成長し

 立派な花を咲かせてくれることを願います」と語っておられました。

 ←NYdVを立ち上げ、NYC公認の活動ができるほどまでの団体に 

  育て上げたパワフルで頼りになるアラフォーです!


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 遠い日本のことなど何も知らなかった子どもたち。

 日本語で挨拶をしたり、黒い海苔巻き(お寿司)を食べたり、

 苦い青汁(抹茶)を飲んだり、和太鼓をたたいたり竹刀を握ったり・・・

 初めての異文化体験をし、最後には日本語でスラスラと自分の名前を書けるようになったのです。

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 でもこの活動は日本を知ってもらうことだけが目的ではありません。

 移民の街・NYには、それぞれの国のコミュニティが存在します。

 外の世界を知らないまま自分たちの狭いコミュニティの中で育ち、

 夢を見ることを知らないまま大人になってしまう子どもたちが

 大勢いるのです。

 

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そんな子どもたちの視野と可能性を広げ、

グローバルな社会人になってもらうことを目標にしています。

Kossanの沖縄三線にも興味津々の子どもたち→

 

日本の子どもたちもこうやってよその国の文化や人々と直に触れ合う機会が増えるといいですね☆ 

 

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 イケメンMarcさんはNorikoさんもお気に入り ♪

 私たちに貴重な体験の場を作って下さった御礼に

 2ショット写真を撮ってあげました〜^^

 

 いつもボランティアや子どもたちのために

 裏方として忙しく走り回って下さり、お疲れ様です!

 

 

NPOにとっても厳しいご時世ですが、NYdVのプログラムを心待ちにしているNYの受益者の方と

社会貢献をしたいけどなかなかチャンスがない、という日本人ボランティアの架け橋として

これからもバリバリがんばって下さーい!!

受け入れ先にも大人気のこのEJCの活動は、9月からまた別のコミュニティで行われる予定です。

 

JETプログラム:語学指導等を行う外国青年招致事業。主に英語を母語とする大卒者を日本に招聘する。

 

※北米で放送されます※

日本語チャンネル・ TV Japan(テレビジャパン) *クリックしてHPを参照して下さい

毎週土曜日のお昼に放送している「テレビジャパンCLUB」という情報番組の新コーナー「エンジョイ!広場」

NYdVの活動が紹介されます。「お寿司の回」でもご案内しましたが、放送日が決まりました。

8月15日(土)です!是非見て下さいね  8-O  

 

 

7月 24

Greek Cuisine/ギリシャ料理

Posted in グルメ

 

NYでのお楽しみの一つは、多国籍料理が気軽に味わえること。

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 Greek Cuisine(ギリシャ料理)のお店に連れて行っていただきました。

 Uncle Nick’s(アンクル・ニックス)  382 8th Ave

 Hell’s KitchenにあるUncle Nick’s Restaurantの新しい店舗だそうです。 

 

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新しいだけあって、明るくて広くてきれいな店内(本店よりも開放感があります)↑

 

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 まずオーダーしたのは、もちろんギリシャのビール!

 Mythos(ミソス)「神話」というネーミングがギリシャっぽいですね。

 1997年に初めての「ギリシャのビール」として生産開始され、

 今や最もポピュラーなビールの一つだそうです。

 

 この季節、一口目のビールの味は最高!ですよね〜

 

 

 

 

 

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 前菜にはギリシャ料理の定番

 THE FOUR COMBO DIPS 4種類のディップ)

 Tzatzki, Tarama, Melitzanosalata & Scordalia       $8.95

 Pita(ピタパン)につけて頂きます。ビールのアテにぴったり♪

 

 では、4種類を説明しましょう。

 

手前の右下(緑のオリーブが乗っている)は、Scordalia (マッシュポテト)。

反時計まわりに、その上の白っぽいのが、Tzatziki ヨーグルトとキュウリのディップでさっぱり味。

その左のピンクっぽいのが、Tarama  Taramosalata(タラモサラタ)と呼ばれる。魚卵をほぐして、マッシュポテト、

オリーブオイル、レモン汁、刻んだ玉ネギなどを混ぜたもの。ギリシャではタラやボラの卵を用いるらしいですが、

日本ではタラコで代用することが多く、平たく言えば、明太子・マヨネーズみたいな感じ。


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一番気に入ったのは、深緑色のMelitzanosalata(メリザノサラタ)

なすびをローストして皮を取ったものをペースト状にしてオリーブ油、

ビネガー、ハーブ、スパイスなどで味付けしたもの。

 

ニンニクがすごーく効いていますので食べ過ぎにはご注意を。

 

 

さらに、この日はギリシャらしいものをということで・・・


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 INOPIKILIA FOR 2       Hot & Cold Appetizers     $17.95

 前菜の盛り合わせですが、中でも注目は、Feta cheese(フェタチーズ)

 世界で最もチーズを消費するといわれる国・ギリシャの代表選手です。

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その歴史は2000年以上も昔、

アテネの羊飼いたちが作り始めたといわれています。

ギリシャの食卓には欠かせないチーズなんだとか。

ギリシャの限られた地域で育った山羊や羊のフレッシュなミルクで作られたものを最低60日以上熟成さるそうです。

食塩水につけて保存するのでしょっぱくて酸味のあるチーズ。

チーズは好き嫌いがありますが、アラフォー以上になるとクセのある味の方が病みつきになりますよね?

特にワイン好きにチーズははずせませんっ              お隣の「ちまき」みたいなのも美味しい↑

 

まだまだ、定番料理で押します。

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 SAGANAKI-TIRI

 Sharp cheese baked in lemon & butter  $8.95

 サガナキとはギリシャ語で「小さなフライパン」という意味だそうですが

 主に、チーズにお酒をかけてフランベする料理のことを指すようです。  

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お兄ちゃんが何の「振り」(※)もなく突然、

ファイヤーパフォーマンスを始めたので、

危うく写真を撮り逃すところでしたが、何とか間に合いました;

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 このデジカメ(IXY)の扱いにも大分慣れてきて、

 かなり早撮りができるようになりました^^v

 

 ファイヤーの後のチーズはとろ〜り

  結構ヘビーですがチーズ好きにはもってこい

 

 

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 LAVRAKI Striped Bass grilled a la Sophia      

       Seasonal Price(大きさにもよるのかも)

 あっさりした白身魚は、グリルしてレモンたっぷり

 こういうシンプルな調理法が日本人の口によく合います^^

 

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かなりデカい魚だったんですが、

対象物を並べて撮らなかったのが失敗・・・(※)

つけ合わせの野菜はオリーブ油たっぷり→

さすがオリーブの本場!

 

他にも興味をそそられる料理は、色々あったのですが

どれもポーションが大きく三人では食べきれずにお持ち帰りしました。

 

こういうカジュアルなお店や中華はもちろんですが、

どんな気どったレストランでも気兼ねなくにお持ち帰りができるのが

小市民にとっては嬉しいです^^日本でも浸透してほしい習慣。

大人数でワイワイとやるのが楽しそうなお店ですよ〜 ♪

 

 

※前振り:これは結構、大阪では普通に使っていますが業界用語なんでしょうか・・・

   本題に入る前に、その話題に自然と移行するために行う「前置き」や「イントロ」にあたるしゃべり。

   スタジオのトークからVTRに入る時などにVの「前振り」を行う。

   普段の会話でもなかなか本題に入らず前段が長くておもしろくない場合、「前振り長いわ」とツッコミが入る。

 

※対象物を並べて撮る:タバコを横に置くとか手で持つとか、大きさが一目でわかるよう工夫します

 

7月 19

セレブなサロンとmade in Japan

 

せっかくのNYでセレブ気分を味わいたい!という時は、ゴージャスな美容院へ行くというのも一つの手です。

 

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 セントラルパークのすぐ南、あの The Plaza(プラザホテル)

 にあるヘアサロンをご紹介しま〜す。

 ホテルに入る時から優雅な気分になること間違いなし↓

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有名人も訪れるマンハッタンのトップサロン WARREN TRICOMI ウォーレン・トリコミ) 

One West 58th Street, Floor 2  Phone: 212.262.8899

(ネーミングはオーナーの Joel Warren さんと Edward Tricomiさんのお二人の名前からきています)

最近リニューアルしたショップエリアの2階は、重厚なロビーとこのサロンだけというなんとも贅沢な造り。

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この奥がサロンの入口で ↑ 初めて足を踏み入れる時は少々尻込みしてしまいますが →

事前に予約をしていけば大丈夫。

受付のかっこいいお姉さんに予約の旨を告げて、クロークに行きます。

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 ガウンに着替え荷物を預けて奥の階段へ進むと

 アシスタントさんがスタイリストさんのところへ案内してくれます。

 常連の外人さんは、お馴染みのスタイリストに会うと

 「Hi!元気〜?」ってなノリでHugをしますが

 日本人にはちょっと恥ずかしいですよね〜

 


めちゃめちゃ広くて洗練された店内。メイクコーナーにはコスメがずら〜り ↓

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きれいな金髪のお姉さんや上品なマダム、イケメンでオシャレなお兄さん、お客さんもお店の方もスタイリッシュで

かなり目の保養になります♡

 

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ドリンクが色々揃っていて、アシスタントさんが持ってきてくれます →

 

 

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 仕事はそれそれの専門分野に分かれており、

 スタイリスト20人、カラーリスト20人、他にもメイク、ネイル、

 マッサージなどの専任がいて、総勢60人。

 すごいっ、スケールがデカいです!

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そんな中、なんとトップスタイリストの一人が “日本人” なんです!

外人にカットしてもらおうなんて冒険ができない控えめな日本人には言葉が通じるというだけでかなり緊張がとけて有り難いもの。

 

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 Sei Hamada さん

 (アメリカ人には Sei「セイ」と呼ばれています)

 このサロンで13年という古株のアラフォー美容師さん。 

 ←こちらのお姉さんのように毎週ブローに来るニューヨーカーや

 西海岸から半年に1回カットに来る人など顧客は全米にいて

 (なんともNYらしい)もちろん日本の有名人も顧客におられます。

 

 

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アメリカや日本で美容師さん向けのセミナーを行ったり

ビデオやフォトの撮影時にお声がかかったり、と多忙を極める

いわゆる「カリスマ美容師」と呼ばれるスタイリストさん。

(一見そんな風には見えませんが・・・あ、失礼しました^^;

 気さくな雰囲気なので・・・という良い意味で、です)

楽しく会話を弾ませながら(多分、英語でもオヤジギャグを連発)

あっという間にかっこよ〜くスタイリング♪

浜田さん曰く、日本と違ってNYでは人種が色々、当然、髪質も色々。

なのでカットの技術はもちろん、その人に合うスタイリングの提案や見極めが

難しいんだそうです。

 

さらにこんなのも見せていただきました。

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 アメリカで今や定番になっているという

 Japanese straight perm (ジャパニーズ・ストレート・パーマ)

 日本語では縮毛矯正と言うらしい。

 欧米人の髪は日本人と違ってほとんどがくせ毛で、

 サラサラストレートヘアが憧れなんだそうです。

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アイロンで少しずつ丁寧にのばしていくんですが、

すっごい根気がいるのでアメリカ人には向かない仕事かも(偏見?)

しかもピンとなりすぎずソフトに仕上げるのにコツが必要なんだとか。

世界に誇る日本の技です!!

 

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 ← 七つ道具のハサミもmade in Japan(切れ味抜群)

 でもハサミよりゴルフクラブの方が大事らしいです。

 最近のスコアは76!ベストは74 !!

 シニアデビューを目論んでいるんだそうで・・・変な美容師さんです・・・

 

そんなオモロいカリスマ美容師お薦め、プロ仕様のシャンプー(やっぱり日本製)で〜す。

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 Nano amino(ナノアミノ)シリーズ

 髪のおさまりがよく、つやっとして若返る(アラフォーには必須)感じ。

 かなり強情なくせ毛も扱いやすくなり助かってます。

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 ほのかな柑橘系の香りがさわやか〜♪

 

 お気に入りはこの Nano amino mist(ミスト)

 粒子が細かいので、傷んだ髪の内側から素早く

 修復してくれるという優れもの。

  ”Japanese technology”が駆使されていて

 NYでも人気を呼んでいるんだそうですよ☆

 


NYには世界中から人やモノが集まってきますが、あまり馴染みのない遠い国の人(語学学校で出会います)

にも「日本製は品質が良い」と認識されてることに驚きます。

 

 

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 ちなみに浜田さん指名だとカットは$200、縮毛矯正は$850

 チップ(スタイリストさんとアシスタントさんに)もお忘れなく。

 いや〜さすがマンハッタンのトップサロン!

 このご時世でも相変わらずお忙しいご様子。

 NYには不景気とは無縁なセレブが沢山おられるのです^^

 

それにしても世界の一流がしのぎを削るNYで日本の技術日本人の技がこんなにも高く評価されているなんて

ちょっと嬉しい発見でした  :-D  

 

7月 17

JoJo/ジョジョ

Posted in グルメ

 

世界中のグルメが集まるNYには、スターシェフと呼ばれる超有名なシェフ達のレストランが沢山あります。

img_3925 Upper East(アッパー・イースト)の住宅街に佇むフレンチレストランもその一つ。

 ルームメイトのLisa もお気に入りだというのでディナーに出かけました。

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JoJo(ジョジョ) 160 East 64th Street,  Lexington & 3rd Ave.の間

店名は、オーナーである Jean-Georges Vongerichten(ジャン・ジョルジュ・ヴォンゲリヒテン)

子ども時代の愛称から取られたんだそうです。

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 外観も店内もとても可愛らしく、こぢんまりとしていてヨーロッパのビストロという感じ。  

 (この上品な店の暗がりでフラッシュをたくのはとても勇気がいるのですが、

 Lisaが「Nobody cares」(誰も気にしないから撮れ)というので思い切って撮影。

 フラッシュ撮影のせいで色気が無くなっていますが、実際はもっと温かい雰囲気です)

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ニューヨークが誇るフレンチの巨匠 ジャン・ジョルジュは、世界中でレストランを経営しています。

マンハッタンにも何軒かあるのですが

Trump International Hotel & Tower1階にあるジャン・ジョルジュのカジュアル版・NOUGATINE(ヌガティーン)

SOHOのMercer Kitchen(マーサー・キッチン)でのランチが「当たり」だったので、こちらお店も期待が膨らみま〜す。

(味については賛否両論あるようですが、メニューによるのではないでしょうか?)

とは言え二人とも少食なため、前菜を頼まずにいきなりメインディッシュのお肉をオーダーするという荒技に。

ウェイターのお兄さんが、「30分ほどかかってしまうけど大丈夫?」と心配してくれましたが、

アラフォー女たちにはワインがあれば モウマンタイ(※)

ところがしばらくすると、さっきのお兄さんが「料理が出来るまで時間がかかるのでこちらをどうぞ」

と前菜を二人分運んできてくれたのです!

 

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 うそーっ!これが一流のサービスというものでしょうか!!

 大阪で、もしこんなことがあったら

 「お兄ちゃん、あとで伝票についてるんちゃうやろね〜?」

 と突っ込むところです^^

 運ばれて来たのは

 TUNA Roll with soy bean emulsion   $15 

 

ツナを春巻きのようなパリパリの皮で巻いて、外はパリッ、中はしっとりモッチリ柔らか〜

さらにこの緑のペースト(ソース)が絶品!二人でウェイターさんに質問攻めしたところ

ソイビーン、グレープシードオイル、ガーリック、ナンプラー(魚醤)、タイチリ、Cilantro(シラントロ※) との事。

「ただ」だから特に美味しく感じたわけではありません。アメリカ人と日本人の口に合う味っ。うーーん、やられました。

 

 そしてお待ちかねのメインディッシュ

img_3931 CHICKEN 

 roasted with ginger,green olives and coriander ,

 Chickpea fries(ひよこ豆のフライ) がついて $19

 フレンチフライかと思いきやポテトではなかったのです↓

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 Lisaがめちゃ気に入ってました

 

 

 

 

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 DUCK 

 Sweety and sour shallots,leg bakes in a brick pastry    $27

 肉厚で柔らかくて・・・あ〜幸せ〜

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前菜の変わりにつけ合わせのホワイトアスパラガスをオーダーしてました。

(メニューでこれを見つけると見逃すことができないのです・・・)

 

どちらもオーソドックスに美味しかったのですが、やっぱりこの日は、TUNAのインパクトが大!

さすが、アジア各国でのシェフ経験があるというジャン・ジョルジュ。フレンチとアジアンテイストが見事に融合していました^^

いやーまさかこんなに美味しい(ここでは前菜のサービスを指しています)目に遭うとは思ってもみませんでした。

<注意:常に同じサービスが受けられるかどうかは保証しません>

 

デザートのsorbet三種に左党のLisaが「私は Dessert personじゃないけど、これははまる!!」と大喜び。

二人とも大満足な味とサービスを堪能できたご機嫌ディナーでした ♪

 

※モウマンタイ:広東語で「無問題」=No problem=日本語で言うと「大丈夫」。なぜか頭に残る言葉・・・

※Cilantro(シラントロ):メキシコ料理に欠かせないセリ科の香草。

            コリアンダー、中国では香菜(シャンツァイ)、タイではパクチーと呼ばれている