大迫力の花火
8月17日、三重県の熊野大花火に初めて行きました。というか偶然が重なり、行けることになった、という感じ。
三百余年の伝統を誇ると言われるこの花火大会。噂には聞いていましたが、ものっ凄い人出。
奈良から熊野に抜ける山道(国道169号線)も42号線に合流すると、昼には(もしかして朝から?)大渋滞・・・。
たまたまこの日、大阪からこのルートで田舎へ向かっていた我々も見事に大渋滞に巻き込まれてしまいました(◎-◎;)
両親が田舎暮らしをしているのは、通常ならここから車で20分もかからない場所なのにこの時は2時間!
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花火大会の人出を見越して朝早く出発したのに
読みが甘かったです。。。
山道の途中には何台も車が駐車してあって
うそーっここから浜まで歩くの?!と驚き。
渋滞の道すがら、暇なので何枚か撮影してしまいました。
←こちらが、花火大会の会場となる熊野の七里御浜。
海上には、花火が仕掛けられるイカダと
花火を海上から優雅に眺めるために横浜辺りから
クルージングしてきた豪華客船。3隻はありました。
さらに、各所に大勢のカメラマンさんたち。↓
他にも猛暑の中、昼過ぎから陣取りをしている人や
JR熊野駅からゾロゾロと行列を成してやって来る観光客。
段々、思っていたよりもかなり大きな花火大会ということが
分かり、ちょっと見物したい気もしたけれど、
人混みに揉まれて長時間ウロウロするのは辛いし、第一、
家から歩くと片道1時間半コースやし。。。
無い話や〜と諦めていた矢先。
近所の親戚のお兄さんが、広めに場所取りをしていて
駐車スペースもあるので、行かないか〜?
と誘ってくれました!これは、棚ぼた!
早速、ビールやおつまみを持参し久々に(大人になって初めて?)きっちりと「花火を観に」行くことになってのです(^^)
写真では到底、伝わりませんが、何枚かご紹介↓
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約1万発の花火が、次々と打ち上げられる様は圧巻です。しかも花火が仕込まれる海上のイカダは複数で
左、真ん中、右、とワイド感たっぷりで、同時に2箇所で打ち上げられると、カメラからはみ出してしまいます(^_^;
熊野大花火の名物がこのクジャクの羽のような半円形の花火 ↑
これは、全速力で走る船から、点火した花火玉をつぎつぎと投げ入れる、というもの。
次々に色んな色の花火が、右から左へと移動しながら目の前で半円形の花を咲かせる珍しい花火です。
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フィナーレでは、国の名勝天然記念物でもある「鬼ヶ城」の岩場や洞窟を利用して仕掛花火が行われます。
花火玉自体の爆発音に加えて、岩場の反射音や洞窟の響鳴音、さらに後ろの山々にこだまして
視覚・聴覚の両方に訴える演出。
棚ぼたでゲットできた花火席は、浜辺のちょうど真ん中辺りで、火の粉が上から振ってくるような大迫力花火を満喫でき
おまけに出入口やトイレからも近いというベストポジションにゆったりとシートを広げた贅沢な無料観覧席。
よくよく伺うと5日前から、いち早く陣取りをされていたとのこと。(*_*)
じもてぃに気が利く親戚がいて、有り難いと実感した日でした。