Chuck Rainey
ご報告が遅くなってしまったのですが、せっかくですので
6月1日、大阪 Mister Kelly’sでのLIVE について軽く振り返ります。
アメリカの偉大なベーシスト
Chuck Rainey(チャック・レイニー)さん。
クインシー・ジョーンズ、キング・カーティス、アレサ・フランクリン、シュープリームス、マービン・ゲイ、ジャクソン5・・・などなど
数え上げればキリがないほど多くの一流アーティストのレコーディングや
ライブに参加されている大御所。
NANIWA EXPのグルーヴベーシスト清水 興さんが師と仰いでおられる
(と言っても勝手にレコード聴いてコピーしてただけだそうです(^^))
カリスマなのですが、めーーっちゃ、優しくて穏やかな方です!
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興さんは、今や「飲み友だち」と言うことで、今回の大阪でのプロデュースを一任され大忙し。
しかも、演奏は一切されず、ステージ頭のMCで挨拶とメンバー紹介を
されるだけで、あとは裏方に徹するという、NANIWAファンには
なんとも不思議な光景でした(*_*)
遠いですが一番上手(右端)が興さん、その隣がチャックさん→
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共演は、NANIWAのドラマー・東原力哉さんとキーボード・中村建治さん、ギターには空手の師範でもある西野やすしさん、
歌姫は小林エミさん。
西野さんは関西弁バリバリのMCで、チャックさんのことを「麒麟や龍のような伝説の生き物」と語っておられました(^_^;
と言うのも、昔は今のようにテレビやYoutubeなどで海外アーティストの姿を気軽に見ることはできず
ただレコードジャケットに名前が載っているだけで、本当に存在しているかどうかはわからない、、、と。確かに!
力哉さんも本番前に、チャックさんの手を取って、「この手が歴史を作ってきたんや〜」と感激のご様子。
多くのミュージシャンから慕われる、温かくて包容力のある方なのです!
LIVEでは、インストの曲やボーカルものも織り交ぜての幅広い選曲。
チャックさんのファーストソロアルバムから ♪ ELOISE( First Love )。こちらお母様へ捧げた曲だそうです(興さん談)
♪ Fragile, Handle with Careではチャックさんの素敵な歌声も披露。
その他、Marlena Shaw(マリーナ・ショウ)の名盤『Who is This Bitch, Anyway』から
♪ Street Walking Woman(NYらしくてカッコイイので大好きな曲!)を小林エミさんが歌い上げるなど
お客さんだけでなく、アーティストの皆さん自身がチャックさんとの共演を楽しんでおられました♪
LIVE終演後、チャックさんの周りは、ファンの皆さんが次から次へと押し寄せ大撮影大会&サイン会!
以前「ワイン飲み比べ」でご紹介した「天神Prop」
(2011年1月27日を参照下さい)
というバーのマスター(洋楽マニア)も珍しく
お店を閉めてわざわざ観に来られました。
15歳の時(って30年以上前・・・?)からファンだそうで、
秘蔵のLPにサインをもらって大感激なご様子。
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チャックさんは御年70を超えておられるのに、疲れた表情ひとつせず
一人一人のファンに対応。にっこりと優しい笑顔で写真を撮ったり
大きな手で握手やハグなど、サービス満点。
そして、他のファンの方々同様、大満足なマスター (^^) → → → → →
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←こちらが、正真正銘チャックさんのサイン!
ちなみにこのアルバムは Steely Dan(スティーリー・ダン)の最高傑作とも称される「彩/aja」(エイジャ)でジャケットには
日本を代表する世界的ファッションモデルの山口小夜子さんが!(とマスターが教えてくれました)
チャックさんのようなジャズ・フュージョン界の
一流ミュージシャンが大挙参加しているアルバム・ジャケットに
日本人の女性が起用されていたなんて!
しかもこちら1977年発表ですから
日本人「クール・ビューティ」の元祖ですね!!
なんだか嬉しい発見でした☆
あれ?
なんか最後、話がそれちまいましたね(^^ゞ
そんなChuck RaineyさんとMarlena ShawのLIVEは
今日まで東京で行われ、そしていよいよ明後日から
ビルボード大阪でも行われますよ〜 ♪