LA FOLLE JOURNÉE
今回のもう一つの目的
LA FOLLE JOURNÉE au JAPON:ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
「熱狂の日」音楽祭2010(4/28〜5/4) に行ってきました ♪
メイン会場は、東京国際フォーラム 。
それと近くの丸の内辺り(JR東京駅と有楽町駅の間くらい)
「ラ・フォル・ジュルネ」は元々フランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシックの音楽祭。毎年テーマとなる作曲家またはジャンルを設定し、ナント市の会場では、終日9つの会場で同時併行的に45分間のコンサートが、5日間で約300公演繰り広げられるんだそうです。演奏者は、旬の若手からビッグネームまで様々。アーティスティック・ディレクターであるルネ・マルタン氏の「一流の演奏を低料金で提供することによって、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という考えに基づき、入場料は5~22EURO(700円~3,000円)という驚きの低価格に抑えられています。
東京では、2005年からスタートし、GW中の風物詩になっているのだとか。今や金沢・新潟・びわ湖(滋賀)でも開催されている一大音楽イベントなのです。
世界中から集まった一流アーティストが 朝から晩までコンサートを繰り広げ、誰もがクラシック音楽を心から楽しむ「音楽祭」
をテーマに
1公演約45分で、いくつものプログラムを気軽にハシゴできる!
一流の演奏が低料金で楽しめる!
無料イベントも盛りだくさん!
赤ちゃんからクラシックファンまで老若男女誰でも楽しめる!
街全体が音楽であふれた「お祭り」ムード一色に!
という「クラシックは敷居が高い!」(値段も音楽的にも)という意識を払拭してくれる音楽祭なのです。
(JAZZなんかですと結構、各地でジャズフェスティバルがありますよね〜)
しかも今年は「ショパン・イヤー」(ショパン生誕200周年)
ということで例年よりもかなりの人出。(とチケット売り場のお姉ちゃんが言っていた)
丸の内・周辺エリアの関連イベントと合わせて、80万7千9百人が来場したんだそうです!?(公式発表)
私もそのうちの一人〜
私がこの音楽祭を知ったのは、数年前、ドキュメント番組で密着取材をしていた
「天才ピアノ王子」(イケメン少年だったためこのようなネーミングにしてしまいました(^_^)v)が金沢でのこの音楽祭に出演したことが切っ掛け。
その「ピアノ王子」は、小学6年生の時に「ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」のコンチェルトB(22歳以下)部門で
なんと!金賞を受賞☆した将来有望なイケメンピアニスト(の卵?)♪
中国のユンディ・リ(2000年のワルシャワのショパコンで優勝し一躍スターに!ピアノ界のキムタクと呼ばれている男前)
みたいにならないかしら〜♡と密かに期待をしているのです(*^_^*)
あれ?また本筋から話がそれました・・・、すぐ戻ります。
中継用のデカいカメラとスタッフさんがうようよ。
そのピアノ王子が、コンクールで弾いた曲
(コンチェルトB部門全国大会の課題曲)が演奏されて
嬉し、懐かし、かなり食いつきました!
(収録や編集で何度も繰り返し耳にするので忘れられない)
「ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 第1楽章」です ♪
演奏は、のだめオーケストラ弦楽四重奏団とピアニスト河野紘子さん。
(この席からだとバイオリンにかぶって河野さんが見えない・・・)
お馴染みマングースの着ぐるみも
登場!? → → → →
コミックも全部購入した”のだめファン”にとってはなかなか嬉しい演出(*^_^*)
ピアノを習っている”のだめファン”(憶測ですが)の女の子や親子連れも沢山いました〜
河野さんは、フジテレビのドラマ「のだめカンタービレ」の主人公(上野樹里さん)の
手や音の吹き替えや現場指導をされてたんだそうです!
そうなんや〜無料って事で期待してなかったけど、ほんま来て良かった〜〜☆
ちなみにショパンのこのコンチェルト、我々スタッフ間での通称は
演歌「北の宿から」
(都はるみさんの大ヒット曲)
♪あなた、変わりはないですか〜♪
の部分にめっちゃ似てるからで〜す ^_^;
こうした無料コンサートとちゃんとチケットを購入する有料コンサート(普通より安価なので売り切れ続出)が延々と行われれつつ
広場では、インターナショナルなフード屋台がずら〜っと並んでいて
子どもから大人まで1日中楽しめるイベントなのです!
うろうろと各会場を歩き回っては、立ち止まって演奏を聴くということを何時間も繰り返し、小腹が空いたので
洋食屋台でポークシュニッツェルをゲット ↓
しかし、大混雑で座る場所を見つけるのに
かなり苦労します。
(厚かましい大阪人でも大変)
歩き回って、足が痛いし
もう少し、椅子を増やしてくれると
助かんねんけどなぁ・・・
と心の中でつぶやきつつ
なんとかベンチを確保。
もちろんアルコールは必須!
お天気の良い祝日
大都会の真ん中で緑の間を吹き抜ける風と
優しいショパンの調べが流れる中
大好物のスパークリングワインが飲めるなんて!
幸せ〜 ♪♪♪
夜には有料コンサートも堪能しました
欧米に比べると、日本でコンサートや演劇、美術など含め芸術鑑賞するにはあまりに値段が高く、ついつい足が遠のいてしまいがち。
こうやって、誰でも(特に子どもの頃から)気軽に芸術に触れられる機会がもっと増えると良いですね(^_-)-☆