チェコの建築家
NYでお友達になったギョーカイの先輩・Mariさんのお宅に遊びにいきました。
(ブログをさぼっていたので、結構、前のことですが・・・;)
アパートメントではなくtownhouse(タウンハウス)にお住まいだと聞いて、ワクワク〜
←お庭から見た建物ですが、4階建てで、窓が大きくてオシャレ〜
それもそのはず。
ご主人(ニューヨーカー)の父上様が有名な建築家で、
かなり昔(数十年前)にこの建物をリノベーションされたそうなのです。
Jan Hird Pokornyさんとおっしゃるチェコ出身の建築家。
ご本人の作品集 ↓ にもこちらの家が載っているんですよ〜!
↑ダンディで優しそうな紳士です 。
自分の家が出版物に載っているなんて、あり得ないっす。
当時はかなりモダンだったと思われます。
今のお部屋の様子↓
シックで大人のムードが漂っていて
歴史を重ねた感があって
なんつうか落ち着きます。
←ここで、ゆったりとチェスを楽しんでおられたのでしょうか
やっぱり、日本人の目から見ると、こうゆう大人な空間に似合いますね〜
大きな窓から優しい陽の光が差し込んで、
このリビングにいるだけで有閑マダムな気分が味わえます♪
この空間にはまっているKaoruさんとMariさん↓
Jan さんは、70年ほど前、チェコからNYに移民され
preservationist(建物の保存・修復をする専門家)として
活躍されました。
かのColumbia University(コロンビア大学)の建築学科で
60年以上も教鞭をとっておられたそうです。
昨年、93歳で亡くなった時には、New York Times でも報じられました。
←部屋に飾ってあったJanさんの肖像画
息子さん=Mariさんのご主人がお描きになったものです。
息子さんはアーティストなんですね〜
ス・テ・キ
ご自宅には沢山の書物が残っていて、よーく眺めると中には日本語も。
しかも「桂離宮」!ということは京都!
外国の建築家の目にはどう映ったんでしょう?
日本には、2回ほど行かれたそうです。
こういう時、関西人(都合によって「大阪人」と使い分ける^^;)
は妙に嬉しいのでありました
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